排卵検査薬と基礎体温測定の違いと測り方

まず排卵検査薬と基礎体温を測定する意味を知る必要性があります

タイミング法で妊娠を目指すなら排卵検査薬と基礎体温測定が欠かせません。基礎体温を測るのは正直本当に面倒臭い作業ですが、毎日決まった時間に測定すると体温は面白いほど分かりやすく、低温期から高温期に移行するのが分かります。

手をつなぐカップル

 

基礎体温の排卵日特定方法

基礎体温の低温期から高温期への移行こそが排卵の合図です。ただし、事前に排卵日を特定できる排卵検査薬とは異なり、基礎体温を測定していても高温期に移行しないことには排卵したことが分かりません。基礎体温だけでは前もって排卵日を知ることができません。

排卵検査薬も基礎体温測定も共に排卵日を特定できる方法です。でも、事前に排卵日が分かるのは排卵検査薬だけです。昔は高い排卵検査薬しかなかったので気前良く使うことができなかったようですが、今は排卵検査薬も通販でアメリカ製の品質が良く安いものが簡単に入手できるようになりました。

私が惜しみなく排卵検査薬を使ってタイミング法で妊娠できたのも、調べた限り市場最安値だった排卵検査薬「ワンステップ排卵検査薬50回分」のおかげです!

では「排卵検査薬があれば基礎体温測定は必要ないのでは? 」と疑問に感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、基礎体温を測定しておくと排卵日の特定の他、次の生理を予測したり、産み分けしやすい時期を探しやすくなります。

その他妊娠や流産も早期発見できますし、プロゲステロンが正常に分泌されているのかチェックすることも。更年期症状の早期発見にも繋がる為、中高年女性にも基礎体温の測定が推奨されています。体調のバロメーターになります。

 

基礎体温の正しい測り方

排卵検査薬と基礎体温測定がタイミング法の要となるわけですが、排卵検査薬は使い方が簡単なのですぐに慣れました。しかし問題は基礎体温です! 私は20代後半でお付き合いを始めた旦那さんとすぐに同棲して35歳で結婚、結婚と同時に妊娠対策をスタートしたわけですが、なかなか希望する妊娠ができませんでした。

仕事の休みが安定して取れないこともあり、私の生活は本当に不規則でした。朝は一応サラリーマンの旦那さんを見送るものの、そのまま二度寝したり夜更かししてしまい朝から本格的に寝るパターンも珍しくありませんでした。

そんな日常生活でも基礎体温は毎日一定の時間帯に体温を測定しなければなりません。ずれても2時間以内に留め、基礎体温を測定する時間帯を決めます。枕元に基礎体温計を用意して、体温計は目覚めたら寝たままで口にくわえて測定します。

身体を起こしてしまうと安静にした状態で測定できませんから、できるだけ身体を動かさないことも大切なポイントです。舌の裏の中央の筋に体温計の先を当てるようにして挟み込みます。

もちろんうっかり寝坊する時もありますが、たとえ時間がずれても毎日継続して測定し続けることが重要です。余裕があれば体調やその日の気分もメモし、まずは3ヶ月を目指して測定しましょう。

最初は嫌で嫌で仕方なかった基礎体温測定も、続けるうちに習慣化してすっかり朝型生活になりました。同じ時間に起きると言うことは同じ時間に寝なければなりませんから…。規則正しい朝型生活を送るようになったのも妊娠に繋がったのかな、と思います。