生活習慣が男性不妊の原因に

普段気にしていない生活習慣が不妊の原因になり得ます

24時間社会と言われ長い時間が経過しました。親の世代までは考えられなかったような事が普通になり、仕事内容にしても家庭生活にしても昔とはかなり生活習慣が変化しています。その影響で不妊になってしまう事もあります。

あくびをする男性

 

寝不足状態ならタイミング法も難しい?!

排卵検査薬でチェックしてタイミング法を実践する時、私の方では「今晩がチャンス」と計画していても仕事から帰ってきた旦那さんが夕食中からあくびしている状態だと「今日が妊娠しやすい日なんですけど…」と言い出しにくかったのを覚えています。

実際、慢性的な睡眠不足状態がつづいている男性は大勢いますが、睡眠を充分にとっていない状態で精液検査を行うと精子の数が一時的に減少している傾向があるそうです。つまり、常に寝不足ならいつタイミング法を実践しても精子の数が不足しているわけで、中々妊娠できないのも納得ですよね。

不妊と言うと卵巣の障害など深刻な障害が思い浮かぶかも知れませんが、不妊夫婦の多くはこういった後天性の不妊原因によって妊娠できるまで時間を要しているようです。

しかも、しっかり眠れていないと前日の疲れも解消できず、心身疲労状態で1日をスタートするわけですから益々疲れやすくなってしまいます。ぐっすり寝ていれば前向きな考えも自然に浮かびますが、疲れている状態ではちょっとしたプレッシャーも強く感じてしまいますし、ストレスのせいで眠れない…と悪循環に陥ってしまいます。

不眠症状に苦しみ、眠る為にお酒を飲む男性も少なくありません。でも寝酒はどんどん量が増え度数も強くなってアルコール依存症に陥る危険性があります。飲酒してから寝ても睡眠は浅く身体をきちんと休ませることはできません。

しかも飲酒によって身体が冷え、生殖機能も低下する害も指摘されていますし、眠れない原因を分析し質の良い眠りを確保できるよう対策を練りましょう。

 

意外過ぎる男性不妊の原因!

排卵検査薬を通販で買い求め、自然周期によるタイミング法を2年近く実践しましたが、その間男性の不妊原因に関しても徹底的に調べました。近頃増えている後天性男性不妊原因の中でも特に意外だったのが、普段勤務中の不妊原因です。

具体的には座りっぱなしのお仕事が要注意…と言うお話ですが、長時間同じ態勢のまま動かずにいると精巣の温度が上昇し精子に悪影響が及ぶそうです。専門家の研究でも、精巣、陰嚢の温度が1度上がるだけで最大40%もの健康な精子が生産されなくなることが分かっているそうです。

幸い私の旦那さんは職人なので座りっぱなしと言うことはありませんが、仕事中の動きを詳しく聞いてみるとノートパソコンを膝の上にのせて作業することがあることが判明しました!

座りっぱなし同様、これも男性不妊の原因になるNG行為です。膝の上にノートパソコンやタブレットを載せて作業を続けると、パソコンの熱が太腿を通じて陰嚢を温めてしまうそうです。昔から男性は下半身を温め過ぎてはダメ、高熱がつづくと精子が死ぬ…と言われていますが、流行りのタブレットにも要注意と言うことですよね。

また、携帯電話、スマートフォンも危険で、ポケットに入れて持ち歩く習慣がある男性は持ち歩かない男性の3割も精子量が少なくなってしまうそうです。化学物質、電磁波の影響と言うことですが、これに関しても妊娠活動中は旦那さんに注意したものです。