妊娠する為の食生活と運動

妊娠を考えた栄養素を摂るのは大変

排卵検査薬でタイミング法を実践中、既に妊娠しているぐらいの気持ちでヘルシーな食生活を送りましょう! とは言ってもすべての栄養素をバランス良く献立に摂り入れるのは至難の業です。私も最初はあれこれ頑張りましたが、実践するうちに「栄養士さんレベルの知識と調理技術がないと無理!」と悟り、サプリメントを頼ることにしました。

サプリメント

 

必要な栄養素の摂取はサプリメントで

サプリメントオンリーになってしまうのは、もちろん問題ですが、例えば妊娠前から必要量をしっかり満たさなければならない葉酸も、普段の食事だけで補おうとするのは簡単ではありません。葉酸は焼き海苔などの海藻類に多く含まれていますが、毎日大量の海苔を食べるのは大変です。海藻類に含有されるヨードは妊娠中の過剰摂取が禁忌とされている栄養素です。

葉酸だけを追い求めると他の栄養素がどうしてもおろそかになります。第一、食事毎に栄養価を厳密に調べる作業は、精神的にもリラックスできずに疲れてしまいます。義務になってしまった食事ほど辛いものはありません。

暴飲暴食は論外ですが、食べたいものがある時は身体がそれを必要としている、と考えましょう。時に直感に従ってメニューを決めることも大切です。私も葉酸、マカ、マルチビタミン、鉄分、カルシウム、イソフラボン、乳酸菌、アルギニン…と色々なサプリメントを常備していましたが、サプリメントを活用することで献立を考える時間が大幅に短縮できました。

諸々の妊娠対策サプリメントは、排卵検査薬と並んで妊娠する為の総合力を上げてくれたと思っています。ちなみにサプリメントは断然サプリ先進国のアメリカ製がオススメです。日本のサプリは値段が高い上に有効成分も少なく、添加物が妙に多い…とデメリットが目立ちます。

 

タイミング法実践中の運動

排卵検査薬を惜しみなく使ってタイミング法に成功した私ですが、妊娠対策中は定期的に身体も動かしていました。それまでほとんど運動経験がなかった為、ちょっと走っただけでゼーハー…。妊娠できたら水中出産による自然分娩で産みたい、と考えていたこともあり、とにかく体力作りに励みました。

実は不妊治療でも、ドクターから運動に対して「積極的に!」と指導されます。不妊問題と運動は一見無関係のような気がしますが、実は身体を動かすことで成長ホルモン、DHEAの分泌が促進され妊娠率が上がるそうです。

ダンベル運動やウォーキングが推奨されますが、毎日15分程度でもOKなので継続することが重要です。私も負担が少ない女性用の軽量ダンベルを購入し、ボディメイキングも兼ねて日々トレーニングに励みました。

ただし、ストレスは不妊問題に繋がる大敵ですからあまりにも気が乗らない時は無理に運動しなくてもOKです。気持良く身体を動かせない時は、身体が疲れていたり体調を崩しているサインかも知れません。

運動以外にも様々な妊娠対策が存在していますが、重要なのはできる範囲で取り入れること。完璧主義で真面目な女性ほど「あれもこれも…」と目いっぱい頑張り過ぎてしまう傾向があります。リラックスした生活も妊娠の為には必要ですから肩の力を抜くことも時には大切ではないでしょうか。

働きながらの不妊対策中は特に運動の為に時間、体力を割けないこともある筈です。休みの日にハイキングや山登りに行くなどレジャー感覚で身体を動かすのもオススメです。