やっぱり妊娠にお酒と煙草はNG?

煙草は妊娠には厳禁、お酒もほどほどに

「排卵検査薬を駆使したタイミング法の最中、全くお酒を飲みませんでした!」と言いたいところですが、妊娠するまでに結局2年近くかかり月に1度はお酒を楽しんでいました。

夫婦で乾杯

 

排卵検査薬のおかげで節酒に成功?!

妊娠中はもちろんアルコール厳禁ですし、妊娠の可能性が完全に否定できない時は飲酒は絶対に避けましょう。特に30代半ば以降の妊娠では流産リスクも伴う為、胎児が安定しない初期にお酒なんて飲んだらとんでもないことになります。

ただ、元々お酒を飲まれる方は妊娠活動中完全に禁酒するのもストレスになってしまうかも知れません。私は完全に妊娠していない状態の排卵日を狙って、つまり タイミング法を実践する時にお酒を少量たしなむことがありました。お互い完全にシラフでいざ…と言うのは気恥ずかしいものですし、泥酔しない程度ならOKではないでしょうか。

私は排卵検査薬で排卵リズムをきちんと確かめる前、20代30代に入っても相当お酒を飲んでいました。勿論本格的に妊娠活動を始めてからは月に1度とメリハリをつけてお酒を楽しむようになったので、酒量、飲み方が変わったことでも妊娠しやすい体質になっていったのかしら、と思います。

排卵検査薬、基礎体温計を使うようになって、本当に生活リズムが規則正しくなりましたし、節酒に成功したのも排卵検査薬、基礎体温計のおかげかな、と実感しています。

 

妊婦もお酒OK?!

海外では妊婦さんがワインを飲む光景も珍しくありません。日本人と欧米人は体質が異なりますから安易な真似は禁物ですが、実際妊娠中も少量ならお酒を飲んでも胎児、母体に悪影響を与えることはない、とロンドン大学の調査でも明らかになったそうです。

ちなみに1週間の許容量はビールならグラス1杯、ワイン175ml、焼酎、ウイスキーなどの蒸留酒は50mlだそうです。体質的にアルコールを消費しにくい日本人は「妊婦はお酒NG」を貫くべきだと思いますが…。

 

煙草は妊娠の大敵

排卵検査薬を使うことで排卵リズムを大体把握することができますし、タイミング法によって自力で妊娠率を上げることが可能です。折角妊娠に近付いても煙草は妊娠の大敵です。即刻禁煙しましょう。

私も20代後半までヘビースモーカーで何度も禁煙にトライしては挫折…を繰り返していました。けれど色々調べて煙草がいかに身体、美容に良くないのかを実感し、遂にノンスモーカーになりました。

ニコチンが身体に残っている限り煙草への要求は止まりませんから、徹底的にデトックスしてニコチンを追い出すことが禁煙対策の第一歩になります。

禁煙はすぐにはできません。妊娠したらやめる、と楽観的に考える方も少なくないようですが、妊娠しても直前まで煙草を吸っていると急に吸いたい気持ちがなくなるわけではありません。

 

妊娠前から妊娠している気持ちで

私も妊娠活動中たまにお酒を飲んでいましたが、専門家もお酒と煙草はまるで違うと言っています。お酒は少量を完全に妊娠していない時期に飲むのなら、夫婦生活の円滑油になることもありますよね。

一方煙草は男性にとっても女性にとっても不妊原因になります。実際煙草を吸っている男性の精子は量も非喫煙者より10~17%少なく、精子の運動量も減少していることが判明しています。女性も煙草を吸うことで子宮着床障害、卵管障害による不妊症リスクが高まる、と指摘されていますし、妊娠中はもちろん妊娠前から禁煙することがいかに重要かお分かり頂けましたでしょうか。

妊娠、出産後も煙草は赤ちゃん、子供に悪い影響しか与えません。妊娠前から妊娠している気持ちになれば、お腹の赤ちゃんが苦しい思いをする煙草を積極的に吸おうとは思いにくくなる筈です。吸いたくなったらお腹に手をあて、赤ちゃんが授かった時のことを想像しましょう。