妊娠とダイエットと骨盤矯正

妊娠前にダイエットは必要?

排卵検査薬を駆使してタイミング法に励んだ2年近く…妊娠率を上げる為に適度な運動を心掛けていましたから、結果的にダイエットの必要がない体重は保っていました。というのもちょっと体重は正直に言うと少しやばかったんです。

 

妊娠に体重管理は大切

標準体重をオーバーしてしまっているベビ待ち女性は妊娠前からスリミング対策に取り組みましょう! 昔は妊娠する為にも妊娠中もとにかくたくさん食べるのが良しとされていましたが、現在は肥満も不妊の原因になることが分かっています。妊娠前から太っていると、赤ちゃんが深刻な病気になりやすいことも判明しています。

それに肥満体型だと身体を動かすのも億劫になりますから、妊娠率を上げる為の運動対策もさぼりがちになる傾向があります。妊娠中も体重を増やして良い範囲は7~12kgまで。それ以上体重がオーバーしてしまうと肥満を原因とするハイリスク妊婦として扱われてしまいます。

肥満妊婦は「妊娠高血圧症候群」、「糖代謝異常」、「巨大児、肩甲難産の合併」、「弛緩出血」、「微弱陣痛、分娩時間の遷延」、「創部離開」、「脂肪閉栓症」、「血栓症」などの合併症発症率が上昇し、帝王切開率もアップしてしまうそうです。

第一、いざ妊娠してから体重を落とそうとしても、妊娠中はハードな運動は禁物です。食生活でカロリーを落とそうとしても、つわりがひどい時期は「食べられるものを口にするしかない」状態がつづくこともあり一時的に太ってしまうケースも。

ダイエットサプリメントの中には妊娠中禁忌とされる成分も多く、エステサロン、マッサージも妊娠中は断られるケースが少なくありません。健康な赤ちゃんを妊娠、出産する為にも妊娠前からきちんと体重管理しておきましょう。

 

妊娠前に骨格の歪みを改善!

ダイエットと同時に私が気にしていたのは骨盤の歪みです。排卵検査薬をじゃんじゃん使いながらタイミング法に励んでも、結局妊娠できるまでに2年近くかかってしまいました。その間葉酸サプリはもちろん乳酸菌サプリなど妊娠率を上げるサプリメントを飲み、適度な運動で体力作りに取り組むなど、妊娠しやすくなると評判の対策は色々試しました。

骨盤矯正もその1つです。骨盤矯正ダイエットブームは相変わらず盛り上がっていますが、出産する時は骨盤が開いていないと難産になる…との話を聞いて、それまでたまに自宅で行っていた骨盤を引き締める為の骨盤矯正体操も休んでいました。

ところが、ある雑誌を読んでいたところ骨盤の歪みが不妊に繋がるとの記事が…! どうやら骨盤も含め骨格が歪んでいると生殖器にも悪い影響を及ぼしますし、自律神経の乱れにも繋がって妊娠率が低下してしまうそうです。元々猫背で姿勢が悪く、就寝中もまっすぐ身体を伸ばして寝ない私は明らかに骨格が歪んでいます。

骨盤が歪んだ状態だと妊娠しても流産しやすく、不妊対策の一環として骨盤矯正を行うことはもはや常識だそうです。確かにインターネットでも調べてみたところ、子宝整体、不妊整体など妊娠の為の骨盤矯正、骨格矯正メニューを取り扱っている治療院がたくさんヒットしました。

私もボディメイキングも兼ねて骨盤矯正、骨格矯正をエステでお願いし、自宅でのトレーニング方法なども指導して貰いましたが、骨組みが歪んだまま運動していると更に歪みが激しくなるので矯正対策を優先する必要があるそうです。

私がお世話になったエステでは痩身、美容目的として骨格矯正メニューが用意されていましたが、オーナーさんも「うちはエステなのにお客さんの妊娠率が高い」と苦笑されていました。