排卵検査薬以外も利用して排卵日を特定

排卵検査薬とおりもので排卵日を特定あるいは病院という方法もあります

排卵検査薬で排卵日を特定することができますが、おりものも排卵日の特定に役立ちます。おりものの状態は体調のバロメーターともなります。万が一性病、性感染症を発症した時もおりものに異常が出やすいので日々じっくり観察しましょう。場合によっては病院で排卵日を特定する方向で考えた方が最終的によいという場合もあります。

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排卵検査薬とおりもの

通常膣の中は酸性に保たれています。排卵日が近づくと子宮頚管からの粘液がおりものに混ざり精子が侵入しやすいアルカリ性に変わります。生理直後のおりものは粘り気もほとんどありませんし、量も少ない筈ですが、排卵日が迫ってくるとどんどんネバネバしたおりものが増えていきます。排卵が終わると再びおりものは少なくなり、生理が近づくと粘り気を増しながら少しずつ増えていく…と言う変化を毎月繰り返します。

私も妊娠するまで、生理周期とおりものの様子、排卵検査薬の判定結果と子作りした日を一覧にして記録していました。おりものの色、量、粘り気は個人差がありますから、自分の詳細な観察データを記録しておくと、おりものの変化でも段々排卵サイクルを掴みやすくなります。

より確実に妊娠する為にはできるだけ正確に排卵日を特定することが大切なので、排卵検査薬と基礎体温、おりものチェックの併せ技はオススメの方法です。

 

婦人科などの病院で排卵日を特定

排卵検査薬で最終的にタイミング法に成功した私ですが、最初は医療機関でタイミング法を指導して貰っていました。排卵日は婦人科、産婦人科、不妊外来などでも特定できます。

タイミング法は基本的に男性も女性も特別な不妊原因がない場合に向いている妊娠対策です。私のように子宮筋腫が見つかる場合もあるので一度医療機関で基本的な検査を受けた方が後から遠回りせずに済むかも知れません。生理が不規則な方、排卵しているかどうか自信がない方も病院で検査を受けた上で、タイミング法を指導して貰うのがオススメです。

排卵のメカニズムはご存知のようにとっても複雑です。それに個人差もあるので、自力で妊娠対策に励む場合でもきちんと勉強しなければなりません。私自身が妊娠に辿りつけたのは、とにかく排卵検査薬と基礎体温、おりもの観察を真面目に続けたことが功を奏したのだと思っています。

ちなみに医療機関で排卵日を特定して貰う場合も、ある程度長期スパンで取り組まなければなりません。費用は病院、患者さんによって検査項目が異なるので、保険が効いて2,000円程度で済むこともあれば月に1万円かかることもあります。

排卵日を正確に特定し、妊娠しやすいタイミングを予測しやすいのは病院に軍配が上がりますが、通院は結構大変ですしドクターの指示のもと旦那さんと夫婦生活を営むことに抵抗を感じる女性も…私のように。

自力で自然に妊娠したい、と望むなら、データをしっかり取りましょう。排卵検査薬によるタイミング法で赤ちゃんを授かることは夢ではありません。深刻な不妊原因を抱えているなら別ですが、医療機関も万能ではないことは経験者の私が皆さんにお伝えしたいことの1つです。