性病が不妊の原因に

性病も不妊症の原因になります

あまりよい響きでない言葉の性病。この性病は不妊の原因になります。最も怖いのは自分が性病に感染しているという自覚がない場合です。女性が知らず知らずのうちに性病に感染してしまっている場合、旦那さんを信頼し過ぎているという理由があるのではないかと思います。

夫婦喧嘩

 

排卵検査薬チェックとおりもの観察を習慣に!

排卵検査薬による排卵リズムチェックや基礎体温計による基礎体温データ作成は、妊娠率を上げる為にも不妊原因の早期発見に繋げる為にも欠かせません。同時におりものの様子も毎日チェックしておきましょう。おりものは不妊原因とも密接に関わっている性病に気づきやすくなります。

性病、性感染症の中でも不妊トラブルを引き起こしやすいのは、「梅毒」、「淋病」、「クラミジア感染症」、「性器ヘルペスウイルス感染症」、「尖形コンジローム」、「トリコモナス感染症」、「膣カンジダ症」などがあります。

 

最もリスキーなのは梅毒と淋病

特にリスクが高いのは悪名高き梅毒と淋病です。最悪の場合、この性病の感染をきっかけに生殖能力までもが奪われてしまう恐れもある恐ろしい病気です。失明してしまったり全身湿疹など深刻な症状に見舞われる恐れがある梅毒に感染したまま妊娠してしまうと、赤ちゃんにも感染が及び胎児奇形のリスクが高まります。ご夫婦だけの問題ではなくなってしまう可能性があるということです。

淋病も卵管狭窄による不妊を引き起こす恐れがあります。感染したまま妊娠、出産すると産道感染して胎児にも淋病がうつってしまう可能性大です。こちらも必ず避けなくてはならない事態です。

いずれにしても性病、性感染症は早期に発見して早期に治療を開始して完治させることが重要です。どの病気も長期間放置することでどんどん妊娠しにくい体質になってしまいます。取り返しがつかない自体に陥ることもあるわけですから本当に注意しておかなくてはなりません。

旦那さんの浮気が原因で奥さんが一生子供を産めない身体に…という話を、実際に私も耳にしたことがあります。流産のリスク、生まれてくる赤ちゃんの奇形リスク、障害リスクも上昇します。性病を軽視していると必ず後悔することになってしまいます。

おりものの量が妙に多い、いつもと色が違う、異臭がする…おりもの観察を習慣化することで、大きく性病のリスクを減らすことができます。ご自身の体をいたわり、ちょっとした異変にも敏感になりましょう。