アルギニンとシトルリンはどちらも欠ける訳にいかない成分です
アルギニンについて調べていると、シトルリンという言葉を目にする機会も多くなってきます。シトルリンはアルギニンと同じくアミノ酸の一種です。
あまり知られていないようですが、シトルリンが発見されたのは日本です。もう随分昔の話ですが、1930年にスイカから見つけ出されたものです。
随分と昔から知られていた成分ではあるのですが、サプリメントなどに利用されるようになったのは、2007年と比較的最近のことで割りと最近です。
サプリメント先進国のアメリカにおいては、日本よりも前からシトルリンを配合したサプリメントが出回っています。
アメリカでは血流をよくしたり、動脈硬化を予防したりといった目的で利用している人が多いそうです。
このシトルリンとアルギニン(Lアルギニン)この2つは深い関係性があります。シトルリンからアルギニンへと変わっていったり、アルギニンの一部がシトルリンに再び変わっていったりと深く結びついています。
シトルリンとアルギンの関係でよく言われるのが尿素回路での働きです。アンモニアの排出にどちらの成分も関わっており、人体にとって有毒なアンモニアを体外に排出するにはなくてはならないものです。
人間と人間の関係のように人体の中でも様々な物質が影響しあって生きていくことができます。人間の体はすごく不思議ですね。
アルギニンのサプリを選ぶ時には、シトルリンがどれくらい配合されているサプリなのか、アルギニンとシトルリンの配合比はどうかという点にも注目して選ぶようにしましょう。